絵本は、子どもの心を育てる“ことばの栄養”
ここでは、令和7年度の推薦図書の中から特に人気のある絵本をピックアップし、
読み聞かせのコツと育まれる非認知能力を紹介します。

📘 1. きんぎょがにげた(五味太郎)
- 読み聞かせのポイント:ページをめくるたびに「どこにいるかな?」と問いかけて、子どもと一緒に探してみましょう。
- 育まれる非認知能力:集中力・観察力・好奇心・達成感
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コラボ商品なども多数出ている不動の人気作。
虚無の目にみえていた金魚さんが次第に可愛くみえてきて、靴下とか買ってます。
📘 2. くっついた(三浦太郎)
- 読み聞かせのポイント:「くっついた!」のタイミングで、実際に子どもとほっぺをくっつけてスキンシップを楽しみましょう。
- 育まれる非認知能力:愛着形成・安心感・他者とのつながり
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大きくなると「くっちゅいた!」と頬を寄せてくれ最高です。
📘 3. がちゃがちゃどんどん(元永定正)
- 読み聞かせのポイント:擬音語をリズミカルに読んで、音の面白さを一緒に楽しみましょう。声のトーンを変えるとさらに◎
- 育まれる非認知能力:感性・表現力・聴く力・想像力
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擬音語の導入にぴったり。読み手の技量は問われます。
📘 4. おててがでたよ(林明子)
- 読み聞かせのポイント:子どもと一緒に「おててはどこかな?」と体を動かしながら読むと、身体感覚と自己認識が深まります。
- 育まれる非認知能力:自己認識・身体感覚・自己肯定感
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「こっちは右手、こっちは左手」と話していると右左の概念がつきました。
📘 5. きゅっきゅっきゅっ(林明子)
- 読み聞かせのポイント:ぬいぐるみをお世話する様子を見ながら、「やさしくしてるね」「気持ちいいね」と声をかけてあげましょう。
- 育まれる非認知能力:共感力・思いやり・社会性
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「拭いてあげるね」と拭いてくれて、たいへんよいです。
📘 6. かおかおどんなかお(柳原良平)
- 読み聞かせのポイント:「この顔はどんな気持ちかな?」と一緒に表情をまねっこして遊びましょう。
- 育まれる非認知能力:感情理解・表現力・共感力
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表情、感情の学び始めにぴったり。
📘 7. おおきいちいさい(元永定正)
- 読み聞かせのポイント:声の大小やジェスチャーを使って、「大きい」「小さい」の感覚を体感させてあげましょう。
- 育まれる非認知能力:比較力・空間認識・言語感覚
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大きさの比較はずっと使います。数字学習の前段階としても。
📘 8. おさじさん(松谷みよ子)
- 読み聞かせのポイント:食事の時間に読んで、「おさじさん、こんにちは!」と声をかけながら、食べる楽しさを伝えましょう。
- 育まれる非認知能力:生活習慣の形成・安心感・親子の信頼関係
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かわいらしいおさじさんと一緒に、楽しく〝食べる〟を学べます。
絵本は子どもの心を育てる“非認知能力の宝箱”です。
読み聞かせの時間を、親子の対話とふれあいの時間として楽しんでくださいね。
ちなみに__
📚 読み聞かせの“質”が子どもの心を育てる?──東大×ポプラ社 共同研究より
2024年東京大学CEDEP(発達保育実践政策学センター)とポプラ社の共同研究により、読み聞かせの「量」と「質」が子どもの発達に与える影響が明らかになりました。
🔍 研究の概要
- 対象:3〜6歳の子どもとその保護者
- 方法:オンライン調査による読み聞かせの頻度・内容・やりとりの質を分析
📌 主な発見
- 読み聞かせの「量」が多いほど、かな文字の読解力が高まる傾向がある
- 読み聞かせ中の会話(やりとりの質)が豊かなほど、感情理解力や共感力が高まる
💬 「質の高い読み聞かせ」とは?
以下のような親子の対話が、非認知能力の発達に効果的とされています:
- 「この子はどんな気持ちかな?」と感情に注目する問いかけ
- 「きみならどうする?」と想像力を引き出す質問
- 子どもの答えに共感し、会話を広げるやりとり
🌱 育まれる非認知能力
- 共感力:登場人物の気持ちを想像する力
- 感情理解:自分や他者の気持ちを言葉にする力
- 表現力:自分の考えや感じたことを伝える力
- 自己肯定感:話を聞いてもらえる安心感・信頼感
まとめ
読み聞かせは、ただ読むだけでなく子どもとの対話を楽しむことがとても大切です。
「どう思った?」「どこが好き?」そんな一言が、子どもの心を育てる栄養になるのです。
0歳…ではまだちょっと分からないかもしれませんが、早いうちから習慣化してわるいことはありません。
ぜひ未来を見据えた読書習慣をつくっていきましょう。
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息抜きもお忘れなく。

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